四季の行事を楽しむ気持ちでお金がなくても心豊かに
老後のためにこつこつ貯金をしているという方はもちろんのこと、今現在の生活ですら使えるお金がほとんどなくて、けちけち生活しているという方も、心豊かに楽しい人生を送りたいという思いは一緒であるはず。何のための節約なのか?理由は人それぞれだとしても、それによって良い人生を送りたいと願う気持ちは恐らく共通していることでしょう。だから節約することによって心がギスギスしてしまったり、辛い思いを抱いて人生を送っていては、本末転倒というもの。節約が趣味で生きがいという方は別ですが、少ないお金でも豊かな人生を送ってこその、節約生活だと思うのです。
でもお金がないと何もできない、つまらない。と思っているのならもう一度、自分の生活を見直してみる必要がありそうです。生きているあなたの回りに、お金と交換されない美しいものや心を楽しくさせてくれるものは本当はたくさん存在しています。ただ曇ってしまった目には見えてこないだけ。どうせ、とか駄目だ、というネガティブな気持ちをいったん捨て、フラットな気持ちで自分の生きている世界と生活を良く観察してみましょう。そして自分の手で、美しいものをより美しくさせ、楽しいことを生み出す工夫をしてみるのです。
たとえば、日本には四季があります。数字に換算される生活に追われていると周りの景色なんて目に入ってこないものですが、顔をあげて遠くを眺めるよう心がけると、その季節にしか見られない空の色、花の色、風の匂いや空気の肌触りまで感じられるようになります。そうだ、もう夏が来たのだな、と思ったら蛍を見に出かけたり。風が冷たくなって秋が近付いているんだな、と思ったらススキを飾ってみたり、お団子を作ってみたり。近所の公園でお弁当を広げて花見をしたり、道端にはえた小さな花をちょっぴり失敬してコップにさしてみるだけで、家の中にも季節が香り始めます。
そうやって毎日の世界をていねいに見つめることで、あなたの生活も豊かに変わり始めることでしょう。お金がないと嘆いているより、よっぽど楽しい日々が送れるはずです。